神奈川県 拡大新生児マススクリーニング検査について

2022年5月2日

あかちゃんが産まれましたら、あかちゃんの先天性代謝異常等の20種類の疾患に対して生後5~8日目にあかちゃんのかかとから少量の血液を採取し検査をおこなっています。この検査料は公費負担です。(採血料は別途かかります)

令和4年4月より、従来の20疾患に加えて、「重症複合免疫不全症(SCID)」、「脊髄性筋萎縮症(SMA)」の検査(拡大新生児マススクリーニング)が開始されました。検査は任意で強制ではありませんが、なるだけ受けていただくことをお勧めしています。

拡大新生児マススクリーニング検査Q&A

「重症複合免疫不全症(SCID)」とはどんな病気ですか?

感染症と戦う「免疫」に生まれつき異常があるため、感染症を繰り返したり、重症化してしまう病気です。適切な治療を受けなければ、亡くなる危険性が高い病気です。感染を起こす前に診断し、治療を開始することが重要です。

 治療しないまま、ロタウイルスやBCGなどの生ワクチンを接種した場合、危険な状態になる可能性があります。

「脊髄性筋萎縮症(SMA)」とはどんな病気ですか?

全身の筋力低下を示す進行性神経筋疾患です。発生頻度は1万人に1人でその半数が重症型です。重症型は治療しないと乳児期に運動発達がとまり、哺乳、食べ物の飲み込み、呼吸ができなくなり、死亡する病気です。数年前まで治療法のない病気でしたが、早期治療が有効な薬が開発され治療可能な病気となりました。

拡大新生児マススクリーニングの検査費用は公費ですか?

検査は任意のため、費用は自費です。検査料と採血料の合計11,000円(税込み)です。

検査はいつするのですか?

公費で行われている先天性代謝異常等の検査と同時に行います。

結果はいつわかりますか?

1か月程度でわかります。病気が疑われた時には、精密検査による診断や治療ができる医療機関を紹介いたします。

子宮頸がん予防接種(HPVワクチン)について

2022年4月20日

子宮頸がんのほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因であることが分かっています。性交渉により感染し、子宮頸がんになる可能性があります。性交渉前にHPVワクチンを接種することが感染予防に有効です。

「定期予防接種」

 相模原市に住民登録がある平成18年4月2日から平成23年4月1日に生まれた女性。(標準的な接種期間は中学1年生相当、高校1年生相当の末日まで接種可能。)令和4年度は、中学1年生相当と高校1年生相当の女性に、5月に個別通知が送付されます。個別通知対象外でも接種可能です。
 HPVワクチンは合計3回(2回目は1回目の2か月後、3回目は1回目の6か月後)接種します。

「キャッチアップ接種―接種機会を逃していた人向け」

 相模原市に住民登録がある平成9年4月2日~平成18年4月1日に生まれた女性でHPVワクチンの接種を3回完了していない人に令和4年5月に個別通知が送付されます。接種回数は不足している回数で、令和7年3月31日まで接種していただくようになります。

 接種希望されるかたは、ご説明いたしますので産婦人科外来を受診してください。説明後接種日を決めさせていただきます。18歳未満の方は原則として保護者同伴でお越しください。

 ご不明な点は産婦人科外来までお問い合わせください。

風疹(ふうしん)抗体検査・予防接種(妊娠を予定・希望している人とその配偶者向け)

2022年4月20日

 日本では大都市圏を中心に平成30年から令和1年に風疹の流行がありました。
 風疹に免疫をもたない女性が妊娠中に風疹にかかると、赤ちゃんに疾患が生じる恐れがあります。また、配偶者が風疹にかかり、家庭内で妊婦さんに風疹をうつすこともあります。女性・男性とも十分な風疹抗体をもっていれば妊婦さんに風疹をうつすことはありません。
 相模原市では、妊娠を予定・希望している人とその配偶者の風疹抗体検査、予防接種に公費助成があります。(一部除外あり)

【風疹抗体検査】
 検査は1回無料です。
 対象は、以下に該当する人です。
  妊娠を予定か希望している女性
  妊娠を予定か希望している女性の配偶者
  妊娠中の人の配偶者

【風疹予防接種】
 対象は、抗体検査の結果、風疹抗体かが基準以下と診断され、接種日に相模原市に住民登録がある人です。
 風疹ワクチン接種費用の一部が助成されます。

詳細は産婦人科外来にお問い合わせください。また、相模原市のホームページもご参照ください。
風しん予防接種促進事業(風しん抗体検査及び風しん予防接種費用の一部助成)の実施について (平成30年11月30日から助成対象者を拡充しました)|相模原市 (city.sagamihara.kanagawa.jp)