部長あいさつ
当薬剤部の理念は、地域の患者さんに信頼される安心•安全な薬物治療を永続的に提供するために、患者さんの立場に立った服薬指導と処方提案を通じて、ひとりひとりに適した薬物治療を実践することです。その実現に向けて、全病棟に薬剤師が常駐し入院患者さんの薬物治療支援を行うとともに、血液浄化センターや外来がん化学療法などの薬剤師外来を中心に外来患者さんの薬物治療にも貢献しています。また、保険薬局等と連携することで入退院支援や外来診療支援など地域医療にも力を入れています。
入院患者さんや地域の患者さんにより安心して治療を受けていただくために、一人でも多くの患者さんの笑顔のために、一致団結して頑張っています。
薬剤部長 稲葉健二郎
理念・基本方針
薬剤部の理念
我々は地域の患者さんに信頼される安心・安全な薬物治療を永続的に提供するために患者さんの立場に立った服薬指導と処方提案を通じ患者さんひとりひとりに適した薬物治療を実践します。
薬剤部の基本方針
・ひとりひとりに合わせた、おくすり情報の提供と薬物治療の提案を行います。
・他職種と協力して、院内における事故を防止し、医療安全に努めます。
・医薬品の採用と在庫を適正に管理し、病院経営に貢献します。
・臨床研究を通じて、専門性と感性を磨きます
薬剤部概要
- 責任者
- 薬剤部長 稲葉健二郎
- 職員
- 薬剤師22名(男性12名、女性10名)、非常勤薬剤師2名、調剤補助者2名、 事務員1名
- 専門・認定薬剤師
- 抗菌化学療法認定薬剤師、NST専門療法士、骨粗鬆症マネージャー、腎臓病薬物療法認定薬剤師、糖尿病療養指導士、糖尿病薬物療法履修薬剤師、日病薬病院薬学認定薬剤師、認定実務実習指導薬剤師、日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師、スポーツファーマシスト、日本アカデミック・ディティーリング認定薬剤師、医療BSC学会認定指導者、POS医療認定士
- 病棟薬剤業務実施加算
- 2013年12月より算定
- 薬剤管理指導料(退院指導料)
- 約433件/月
- 院外処方箋発行率
- 92%
- 院内採用品目数
- 約920品目
- 後発医薬品使用率
- 約91%
- 出身大学
- 北海道大学(院)、東京薬科大学(院)、日本大学(院)、星薬科大学、東京薬科大学、昭和大学、昭和薬科大学、北里大学、横浜薬科大学、東邦大学(順不同)
業務紹介
内服・外用調剤業務
医師の処方箋に基づいて、入院患者さん、一部の外来患者さんおよび夜間救急患者さんのお薬を調剤しています。入院患者さんでは、病棟薬剤師が個々の患者さんの状態を把握した上で、薬剤の相互作用、用法用量、重複投与など処方内容を確認し、必要に応じて医師に問い合わせを行った上で調剤しています。外来患者さんおよび夜間救急患者さんでは、アレルギー歴や副作用歴の確認を行った上で調剤しています。
また、一包化調剤で飲み間違いや飲み忘れを防ぐ工夫を行い、錠剤が飲み込みにくい患者さんには粉砕調剤して飲みやすくするなど、患者さんに合わせた工夫を行っています。一包化調剤での自動分包機・一包化監査システム導入や散剤調剤でのバーコード監査システム導入など、より安全で効率的に調剤が行えるよう工夫をしています。
注射調剤業務
投与量、配合変化、投与速度、投与方法などを確認し、投与の間違いが起こらないように投与日毎、病棟毎、入院患者さん毎、一施用毎に準備し、病棟へ搬送しています。
医療安全や感染対策の観点から、抗悪性腫瘍薬や特別な栄養剤の点滴(高カロリー輸液)などは薬剤部で無菌的に調製をしています。その際に、防水ガウン、グローブ、マスク、保護キャップ等を着用し、安全キャビネットやクリーンベンチという特殊な機材を用い、細心の注意を払って準備しています。
製剤業務
院内製剤とは、必要な薬であるにも関わらず、安定性が悪い、使用頻度が少なく企業の採算性が悪い等の理由で、国内で製造・販売されていない薬品を、病院独自に調合することです。
患者さんの症状や状態に合う製剤を、薬剤師が衛生的に調製しています。
病院内で審議し、承認された製剤のみ調製できます。
おくすりお渡し/おくすり相談窓口
外来患者さんのお薬に関する相談を受け付けています。また、インスリン注射薬の打ち方や自己血糖測定器の使い方、吸入薬の使い方、検査に使用する薬の説明やお渡しなど、外来患者さんのお薬に関する窓口となっています。
病棟薬剤業務
当院は2013年12月から全病棟に専任の薬剤師を配置し、入院中の患者さんの薬歴管理・効果・副作用・相互作用のモニタリング、持参薬を含む全ての薬剤の管理を行っています。検査値や患者さんの状態から、適正な投与量で薬剤が処方されているかを確認し、特に注意が必要な薬剤については、医師へ処方設計の提案などを行っています。さらに、正しく効果が現れているか、副作用が現れていないかを確認し、様々な情報を薬剤師の視点で把握し医師や看護師に提供しています。
薬剤管理指導業務
すべての入院患者さんに対して、使用しているお薬の説明や安全かつ確実に使用するための服薬支援、薬学的管理指導(お薬の投与量・方法、飲み合わせ、重複投与、配合変化・禁忌などに関する確認と不具合の修正。患者さんの状態を確認することによる効果、副作用などに関する確認と不具合の修正。)などの薬学的管理を行っています。
ベッドサイドに直接伺い、薬剤の効果や副作用の確認をし、患者さんが十分に理解できるよう説明を行うことで、患者さんが安心して積極的に治療に参加できるよう支援しています。また、患者さんから得た治療に必要な情報は医師や看護師と共有し、より安全で、質の高い薬物治療を提供できるよう取り組んでいます。
院外薬局からのお問い合わせ対応
院外薬局からの医師への問い合わせ(疑義照会)及び情報提供(トレーシングレポート)は全て薬剤部で受け付けています。必要に応じて医師への確認やカルテ記載内容の確認を行い院外薬局へ情報提供することで、院外薬局での調剤が安全に行われるよう支援しています。また、得られた情報を医師へ提供し、処方提案することで薬物治療の質向上に努めています。
お薬が余っている患者さんでは、残薬調整シートを用いて余っている理由等も把握し、処方変更や削除等を医師に提案することで、不必要な薬剤が処方されないよう努めております。
入院前面談
当院では、手術・検査目的で入院を予定している患者さんを対象に、外来にて担当病棟の薬剤師が面談を行っています。その中で患者さんの服用中の薬剤の内容や既往歴、ご自宅での普段の様子などを事前に伺い、休薬や中止が必要な薬の有無を確認して、安全な手術と入院中の安全・安心な薬物治療の推進に役立てています。
母親学級
当院では、検診を受けられている妊婦の方を対象に、母親学級を行っています。
医師は、妊娠中の過ごし方・心構え、早産の原因、難産のリスクなどを説明しています。
薬剤は、安心して出産を迎える為に、薬剤を使用するときの注意や予防接種の有効性と安全性、喫煙による胎児への影響について説明しています。
外来がん化学療法薬剤師外来
外来がん化学療法において、抗がん剤による副作用管理は、患者さんの生命予後の延長とQOLの維持に重要な役割を果たします。薬剤部では医師の診察前に患者さんと面談をし、副作用の確認を行うことで医師に必要な対処療法薬の処方提案や、検査の提案を行っています。また、かかりつけ薬局との情報連携により在宅での副作用管理も行い、患者さんが安心安全に抗がん剤治療に臨めるよう、トータル的にサポートを行っています。
PET-CT業務 (18F-FDGの品質検定)
当院では、2008年1月より、PET-CTを導入しました。PETとは核医学検査の一種で、放射性薬剤を体内に投与し、体内での分布を特殊なカメラでとらえて画像化します。
薬剤部では、安全に検査を行う為に院内で合成した放射性薬剤(FDG)の品質検定を行っています。
外来維持透析
当院では、2016年4月より血液浄化センターを新設し、透析を行っている患者さんの受け入れを開始しました。
薬剤部では、血液浄化センター開設時より薬剤師常駐を開始し、透析患者さんの処方管理や服薬指導、医師の回診同行、多職種とのカンファレンスへの参加などを行っています。処方管理では、患者さんの状態、アドヒアランス、血液検査・骨密度検査・細菌培養検査の結果などを検討したうえで、医師への処方提案を積極的に行い、また必要に応じて検査の提案やTDMも実施しています。服薬指導では、全ての患者に対してかかりつけ薬局を決めてもらい、必要の応じてかかりつけ薬局と情報連携を取りながら服薬指導を行っています。
地域における他職種連携の取組み
当院では退院後の薬物治療の質向上を目指して、患者さんの病態や在宅環境、介護支援の状況に合わせて処方の見直しをしています。入退院時にお薬手帳を活用し、かかりつけ薬局と連絡を取りながら処方の見直しに取り組んでいます。またかかりつけ薬局がない患者さんに対しては薬局の紹介や訪問薬剤師の紹介及び情報提供なども行っています。
外来患者さんに対しては残薬調整シートやトレーシングレポートを用いて処方の見直しに取り組んでいます。さらに、保険薬局の薬剤師や医師・看護師・ケアマネジャーなどの他職種の方々と共に多職種連携について取り組んでいます。
保険薬局の先生方へ
薬薬連携ツール活用のお願い
平素より当院との薬薬連携にご理解ご協力賜り誠にありがとうございます。
改正医薬品医療機器等法(薬機法)には「服用期間を通じた継続的な薬学的管理と患者支援の義務化が明記されています。今後、地域包括システムの中で医療機関とかかりつけ薬局が服薬情報の一元的・継続的な管理を行う責任を果たすことが求められています。このような状況の中、当薬剤部では入院・外来を通じて継続的な薬学的管理を実践するため、かかりつけ薬剤師と協働で、入退院支援並びに外来患者さんに対するケアと情報共有に力を入れています。
具体的には、患者さんの待ち時間短縮を目的に、診療部とプロトコルを作成した上で院外薬局からの疑義照会を薬剤部で応需し、変更調剤における問い合わせの負担軽減・効率化を行っています。また、外来薬物治療の質・安全性向上を目的に、保険薬局との勉強会を通じて、化学療法レジメンの共有化や院外処方箋への検査値印字、残薬調整シート、糖原病八イリスクチェックシー卜 ・吸入デバイス適正評価チェックシートなどを導入し、患者さんの同意のもと疑義照会やトレーシングレポートを用いた患者情報と医師の治療方針等の双方向性の情報連携を行っています。
今後更に薬薬連携を進め外来患者さんの薬物治療支援を行っていくにあたり、化学療法レジメンや薬薬連携ツールをホームページ上に掲載いたしました。保険薬局の先生方におかれましては、患者さんの薬物治療管理にご活用いただき、疑義照会やトレーシングレポートを頂けますようお願い申し上げます。またトレーシンクレポートにていただいた情報に関しては、活用状況や医師の方針・指示等をFAX等にて返信させていただきます。なお、当院の書式に限らず各施設の書式をご使用いただいてもご対応いたします。今後とも宜しくお願い申し上げます。
疑義照会電話番号:042-752-1805(薬剤部直通)
トレーシングレポート等送付FAX番号:042-752-1178(薬剤部直通)
糖尿病ハイリスクチェックシート
トレーシングレポート
吸入デバイス適正評価チェックシート
残薬調整シート
がん化学療法情報提供書
院外採用薬
病院薬剤部研修のご案内
外来および入退院時の薬薬連携の質向上と効率化を目的とした薬剤部研修を行っています。ご希望の方は下記までご連絡ください。
対象:保険薬局に勤務されている薬剤師
研修プログラム:
①外来診療における連携プログラム
外来診療における情報連携強化を目的としたプログラムです。
外来受診の流れ、薬剤師外来、保険薬局からの疑義照会・トレーシングレポートに関する医師との運用を中心とした研修を行います。
②入退院時における連携プログラム
入退院時の情報連携強化を目的としたプログラムです。
当院病棟において、入退院時の保険薬局との情報連携や病棟薬剤業務を中心とした研修を行います。
研修期間:
①合計40時間(例:8時間×5日間)
②合計160時間(例:8時間×5日間×4週間)
費用:
①55,000円(消費税込み)
②220,000円(消費税込み)
窓口・問い合わせ:
薬剤部長 稲葉 健二郎
Tel 042-752-1805
Email kenjiroinaba@sagami-kouseibyouin.or.jp
薬剤師を目指している学生へ
スタッフ等の紹介
薬剤師を目指している学生の方に向けたパンフレットを製作いたしました。当院の薬剤師の紹介や業務内容、新人研修スケジュールなどをまとめていますので、是非ご覧ください。
薬剤部紹介リーフレット
論文・雑誌掲載
多職種協議による院内メディケーションエラーへの取り組み
~医療安全管理室における薬剤部の役割~
松岡順子1), 石渡渚1), 土屋宣子1), 矢倉尚幸1), 小林求1), 宮地正和1), 白水俊介3), 佐藤はるか, 湯本哲郎4), 稲葉健二郎1), 川手佳子, 二ツ神典子2), 加藤幸子2), 菅原るみ子2), 工藤龍彦
1)総合相模更生病院薬剤部, 2) 総合相模更生病院看護部, 3)星薬科大学実務教育研究部門, 4)星薬科大学薬剤師職能開発研究部門
薬事新報2753, 9-13 (2012).
学生主導による病院実務実習の導入と効果
~能動的学習方法が実務実習に与える効果とは~
土屋宣子1), 矢倉尚幸1), 松岡順子1), 宮地正和1), 稲葉健二郎1), 白水俊介2), 佐藤はるか, 湯本哲郎3)
1)総合相模更生病院薬剤部, 2)星薬科大学実務教育研究部門, 3)星薬科大学薬剤師職能開発研究部門
薬事新報, 2735, 29-34 (2012).
肺結核症
尾形英雄1), 稲葉健二郎2), 湯本哲郎3)
1)公益財団法人結核予防会複十字病院呼吸器内科, 2)総合相模更生病院薬剤部, 3)星薬科大学実務教育研究部門
薬局, 63, 1716-1729 (2012).
医療安全の向上に資する病棟薬剤師業務の構築
小林求1), 小林由佳1), 伊藤美保2), 湯本哲郎3), 稲葉 健二郎1)
1)総合相模更生病院薬剤部, 2)総合相模更生病院看護部, 3) 星薬科大学薬剤師職能開発研究部門
神奈川県病院薬剤師会雑誌, 45, 10-14 (2013).
中規模病院における薬剤師病棟常駐の 有用性に関する研究(第1報)
―当院における薬剤師の病棟常駐に対する 医師・看護師ニーズの探索
稲葉健二郎1), 濃沼政美2), 小林求1), 湯本哲郎1)3), 赤瀬朋秀4)1)
1)総合相模更生病院薬剤部, 2)帝京平成大学薬学部, 3)星薬科大学実務教育研究部門, 4)日本経済大学大学院
日本医療経営学会誌, 8, 37-43 (2014).
入院患者の在院日数に対する病棟薬剤業務実施加算算定の影響
礒野淳一1)2), 濃沼政美3)4), 稲葉健二郎4)5), 菅野浩1)6), 佐藤透1)7), 清水淳一1)8), 加賀谷肇1)9), 赤瀬朋秀1)4)
1)全国済生会病院薬剤師会, 2)群馬県済生会前橋病院, 3)帝京平成大学薬学部, 4)日本経済大学大学院ファーマシーマネジメント研究所, 5)総合相模更生病院, 6)済生会横浜市東部病院, 7)済生会横浜市南部病院, 8)東京都済生会中央病院, 9)明治薬科大学臨床薬剤学教室
日本病院薬剤師会雑誌, 50, 733-738 (2014).
患者のQOL向上と薬剤師の関わり(PART I) 院内製剤
ウリナスタチン腟坐剤の調製と絨毛膜羊膜炎に伴う切迫早産に対する有用性
稲葉健二郎, 松岡順子
総合相模更生病院薬剤部
医療ジャーナル, 50, 833-837 (2014).
外来化学療法の取り組み 外来化学療法における他職種連携の在り方についての検討
沢田亜幸1), 河野健1), 佐々木優1), 櫻谷美貴子2), 稲葉博之3), 村上優4), 湯本哲郎5), 稲葉健二郎1)
1)総合相模更生病院薬剤部, 2)総合相模更生病院外科, 3)総合相模更生病院内科, 4)総合相模更生病院産婦人科, 5)星薬科大学薬剤師職能開発研究部門
薬事新報, 2888, 9-14 (2015).
薬剤師の情報提供に対する妊婦の服薬への心理的影響度の検証
福田宜子1), 湯本哲郎2), 石田論史3), 石塚和美4), 鳥越一宏4), 里史明2), 酒井寛泰2), 桜井正太郎4), 小井戸茂5), 稲葉健二郎1)
1)総合相模更生病院薬剤部, 2)星薬科大学薬剤師職能開発研究部門, 3)東京足立病院薬局, 4) 星薬科大学実務教育研究部門, 5)総合相模更生病院産婦人科
ファーマシューティカルコミュニケーション研究会会誌, 13, 32-37 (2015).
医療機関における薬剤部門の戦略マップに関する研究
赤瀬朋秀1)2), 湯本哲郎2), 濃沼政美2), 稲葉健二郎2)
1)日本経済大学大学院, 2)日本経済大学大学院ファーマシーマネジメント研究所
日本経済大学大学院紀要, 3, 1-10 (2015).
POS入門 薬剤師のためのPOS入門
稲葉 健二郎
総合相模更生病院薬剤部
日本POS医療学会雑誌, 20, 127-130 (2016).
POS勉強会のアンケート結果報告
稲葉健二郎1)2), 諏訪祥太郎2), 藍澤牧美2), 伊賀由香子2), 金田昌之2), 小杉信義2), 城田幹生2), 鈴木佳寿子2), 津田尚始2), 水八寿裕2), 福永尋子2), 吉川飛鳥2), 金子恭平2), 山口峻平2), 米本奈央1)2), 宮崎美子2)
1)総合相模更生病院薬剤部, 2)POS薬剤研究会
日本POS医療学会雑誌, 21, 133-136 (2017).
ジェネリック医薬品の普及に及ぼす各種環境因子の影響に関する研究
赤瀬朋秀1), 一瀬彩2), 渡邉一則2), 稲葉健二郎3), 湯本哲郎4)
1)日本経済大学大学院, 2)星薬科大学実務教育研究部門, 3)総合相模更生病院薬剤部, 4)星薬科大学薬剤師職能開発研究部門
ジェネリック研究, 11, 39-48 (2017).
病院実習施設の情報収集におけるホームページの有用性に関する研究
稲葉健二郎1), 湯本哲郎2), 小名木彩水1), 東千里3), 櫻井正太郎3), 赤瀬朋秀4)
1)総合相模更生病院薬剤部, 2)星薬科大学薬剤師職能開発研究部門, 3)星薬科大学実務教育研究部門, 4)日本経済大学大学院
日本病院薬剤師会雑誌, 53, 1382-1388 (2017).
初心者のためのPOS
勝部 直人, 古橋洋子, 松島正起, 秋庭由佳, 稲葉健二郎1)2), 宮崎美子2)
1)総合相模更生病院薬剤部, 2)POS薬剤研究会
日本POS医療学会雑誌22, 74-77 (2018).
平成28年度POS研修会参加者アンケート報告
米本奈央1)2), 藍澤牧美2), 伊賀由香子2), 加藤眞由美2), 金子恭平2), 金田昌之2), 小杉信義2), 城田幹生2), 鈴木佳寿子2), 諏訪祥太郎2), 高地恵市2), 津田尚始2), 福永尋子2), 水八寿裕2), 山口峻平2), 吉川飛鳥2), 中川貴史2), 中尾豊2), 稲葉健二郎1)2), 宮崎美子2)
1)総合相模更生病院薬剤部, 2)POS薬剤研究会
日本POS医療学会雑誌, 22, 91-93 (2018).
BSCを用いた地域包括ケアにおける薬剤部の事業戦略
薬剤部門戦略目標に関する病院戦略目標との整合性の解析
稲葉健二郎1), 赤瀬朋秀2)
1)総合相模更生病院薬剤部, 2)日本経済大学大学院,
医療バランスト・スコアカード研究, 15, 131-135 (2018).
上熱下寒を認めたうつ病既往妊婦の不眠やこむら返りなどの愁訴に漢方治療が有効であった1症例
山本伸一1)2), 水原浩2)3), 小井戸茂1), 村上優1), 稲葉健二郎4), 草鹿砥宗隆2), 高山翠2), 熊谷由紀絵2), 小菅孝明2)
1)総合相模更生病院産婦人科, 2)小菅医院・横浜朱雀漢方医学センター, 3)星空クリニック, 4)総合相模更生病院 薬剤部
産婦人科漢方研究のあゆみ, 36, 160-164 (2019).
ダイヤモンド・プリンセス号における (公社) 神奈川県病院薬剤師会の支援報告
國分洋, 小村裕子, 山田裕之, 喜古康博, 小池博文, 稲葉健二郎, 金田昌之, 佐村優, 田村英樹, 林誠一, 白井裕二, 川邉桂, 大沼弘和, 佐藤真理子, 瀬川誠, 谷川浩司, 宮崎悠, 盛川敬介, 矢倉尚幸, 金田光正
神奈川県病院薬剤師会
神奈川県公衆衛生学会誌, 66, 34-34 (2020).
薬局薬剤師を対象とした漢方薬の書籍等情報源認知度調査
前田絢子1)2), 湯本哲郎2), 里香世子2), 相良篤信2), 稲葉健二郎3), 小湊英範4), 木村隆夫5), 中村智徳1), 吉野鉄大6), 堀場裕子6), 渡辺賢治6), 亀井淳三2)
1)慶應義塾大学大学院薬学研究科医療薬学部門, 2)星薬科大学, 3)総合相模更生病院, 4)I&H株式会社, 5)木村情報技術株式会社, 6)慶應義塾大学医学部漢方医学センター
未病と抗老化, 30, 52-58 (2021).
CineMRIにて月経困難症に対する漢方薬の有効性を確認した4症例
山本伸一1)2), 水原浩2)3), 勝沼潤子1), 内田能安1), 小井戸茂1), 村上優1),
稲葉健二郎4), 草鹿砥宗隆2), 熊谷由紀絵2), 小菅孝明2)
1)総合相模更生病院産婦人科, 2)小菅医院・横浜朱雀漢方医学センター,
3)星空クリニック, 4)総合相模更生病院薬剤部
産婦人科漢方研究のあゆみ, 38, 158-164 (2022).
入院時施設間情報連絡書の有用性と効果的な運用方法に関する検討
稲葉健二郎1), 相良篤信2), 渡辺智之1), 古浜健一1)
1)総合相模更生病院薬剤部, 2)星薬科大学実務教育研究部門
日本病院薬剤師会雑誌, 60, 766-770 (2024).
学会発表歴
P-56. ロキサデュスタット投与中止後ESA低反応性が改善した症例
古浜健一1)、碓井美穂1)、大石将義1)、渡辺智之1)、稲葉健二郎1)、野村幸範2)
1) 総合相模更生病院薬剤部、2)総合相模更生病院血液浄化センター
日本腎臓病薬物治療学会学術集会要旨, 222, 2023.
P0694-4-PM1. 中規模病院での外来がん化学療法における医師診察前薬剤師面談導入の効果
古浜健一1)、清水あかり2)、荻野 綺2)、岩本淳平1)、相良篤信2)、稲葉健二郎1)
2) 総合相模更生病院薬剤部、2)星薬科大学
日本医療薬学会年会講演要旨集, 156, 2023.
P0697-4-PM2. 外来がん化学療法における薬剤師外来の薬薬連携への効果
稲葉健二郎1)、荻野 綺2)、清水あかり2)、岩本淳平1)、相良篤信2)、古浜健一1)
1)社会福祉法人ワゲン福祉会総合相模更生病院
2)星薬科大学
日本医療薬学会年会講演要旨集, 157, 2023.
O-3. 入院時の施設間情報連絡書の実態把握と入院時業務の効率化の検討
渡辺智之、古浜健一、岩本淳平、佐々木喬哉、稲葉健二郎
社会福祉法人 ワゲン福祉会 総合相模更生病院 薬剤部
かながわ薬剤師学術大会要旨集, 55, 2023.
S30-3. 外来診療支援を目的とした継続的服薬フォローアップのためのトレーシングレポートの活用
稲葉健二郎
社会福祉法人ワゲン福祉会総合相模更生病院薬剤部
日本医療薬学会年会講演要旨集, 233 – 233, 2021.
P5-48. 薬剤総合評価調整加算から見る地域包括ケア病棟への薬剤師常駐の必要性
矢倉尚幸1, 小俣文香1, 佐々木喬哉1, 湯本哲郎2, 稲葉健二郎1
1:社会福祉法人ワゲン福祉会総合相模更生病院薬剤部, 2:星薬科大学薬剤師職能開発研究部門
日本医療薬学会年会講演要旨, 788 – 788, 2020.
P8-12. 薬剤部門業務構築におけるバランスト・スコアカードの有用性に関する考察vol.2
稲葉健二郎1, 古浜健一1, 河野健1, 矢倉尚幸1, 佐々木優1, 大石将義1, 酒井梨帆1
1:社会福祉法人ワゲン福祉会総合相模更生病院薬剤部
日本医療薬学会年会講演要旨集, 826 – 826, 2020.
P13-8. 電子カルテによる持参薬情報共有化における病棟薬剤師の役割
酒井梨帆1, 杉山央輔1, 古浜健一1, 湯本哲郎2, 稲葉健二郎1
1:社会福祉法人ワゲン福祉会総合相模更生病院薬剤部, 2:星薬科大学薬剤師職能開発研究部門
日本医療薬学会年会講演要旨集, 881 – 881, 2020.
P33-36. ワクチン接種推奨への病院薬剤師の関わり Vol.2
渡辺智之1, 大石将義1, 古浜健一1, 湯本哲郎2, 稲葉健二郎1
1:社会福祉法人ワゲン福祉会総合相模更生病院薬剤部, 2:星薬科大学薬剤師職能開発研究部門
日本医療薬学会年会講演要旨集, 1145 – 1145, 2020.
書籍(共著/共同編集)
・疾患別薬剤管理指導ハンドブック(日本病院薬剤師会編):2004.1発行 第2章:感染症, 結核症 / 第3章:薬剤管理指導実例集(結核) エルゼビアジャパン
・ 病気と薬の説明ガイド(共著):薬剤編「結核症」Vol.57、増刊号(2006) 南山堂(株)
・ジェネリック医薬品導入ガイドブック2006.9 じほう(株)
・プレアボイド報告実例集22006.10 (社)神奈川県病院薬剤師会
・病気と薬パワーブック2012 (肺結核症) 南山堂(株)
・薬剤部門のマネジメント(日常業務とコスト管理) 日本医療企画(株)
執筆/コラム等
“薬剤師のための放射線・アイソトープQ&A (導入編)”神奈川県病院薬剤師会会誌2011 No.127(p66-67)
“薬剤師のための放射線・アイソトープその2” 神奈川県病院薬剤師会会誌2011 No.128(p69-72)
“薬剤師のための放射線・アイソトープその3” 神奈川県病院薬剤師会会誌2011 No.129(p51-54)
“薬剤師のための放射線・アイソトープその4” 神奈川県病院薬剤師会会誌2011 No.130(p16-18
“院外処方箋に関する病院薬剤師の関わり“ 薬事新報,No2939,3,2016.
“地域包括ケア病棟への薬剤師常駐“ れんけい最前線2016年 春号 19-21
“地域と病院でシームレスな薬物治療を実現するために” こちらテイジンやくまる情報局,Vol.1,2017.
“薬剤師が地域包括ケア病棟に常駐する効果①退院後、在宅での薬物治療の質向上へ“
医療経営CBnews management,2017. (https://www.cbnews.jp/news/entry/50572)
“薬剤師が地域包括ケア病棟に常駐する効果②職種間の情報連携が効率化のカギ
医療経営CBnews management,2017. (https://www.cbnews.jp/news/entry/20170302112245
“地域ニーズ汲み取り地域包括ケア病棟を導入
~システム確立に向け在宅医との信頼構築目指す~“Chemiphar WISELY,Vol.31,2-4,2017.
“退院後の生活”重視した医療で在宅における薬物治療の質向上をサポート
Chemiphar WISELY,Vol.32,2-4,2017.