部長あいさつ
リハビリテーション科部長の千葉昌宏です。私は整形外科医です。幸いなことに、古くはプロサッカーのチーム・ドクターとして活動させて頂きました。Jリーグの前の日本サッカー・リーグ時代のフジタ工業サッカー部から始まりJリーグの平塚・湘南ベルマーレに移行する時期(1988-2005年)でした。最近では関東大学サッカー連盟の医事委員に参加しています。
そのおかげで、多くの選手たちのスポーツ障害に携わることができました。とても感謝しています。その恩返しをしたいと思い、運動療法を中心としたリハビリテーションを、主に子供から高校生の若い世代のスポーツ障害に対して取り組んでいます。この運動療法には大きな可能性を感じています。スポーツの競技ではサッカーばかりでなく野球やバスケ、テニスなど、多岐にわたるスポーツ障害に対して診療しています。またそれに加えて、最近では比較的高齢の方のスポーツ障害にも力を入れています。
体を動かすことで人生が豊かになれるよう、皆さんのお力になりたいと思っています。
リハビリテーション科 部長 千葉 昌宏
リハビリテーション科について
リハビリテーション科では外来部門、入院部門ともに各科の診療の補助をしています。
整形外科では腰、頸部、肩、膝、足などの障害があります。外来患者さんでは機能障害を維持または改善するための治療も多いです。入院患者さんでは外科や整形外科では手術が多いので、術後のリハビリテーションになります。
内科では主に入院部門になりますが、呼吸機能や嚥下障害、日常生活動作に関しても機能の維持が重要になります。2020年から当リハビリテーション科では、外来部門で運動療法と認知機能に関する診療が増えました。認知機能に関しては脳神経外科・杉谷先生の指導の下「物忘れ外来」の診療の協力を行っています。
最近、リハビリテーションは学問的に進歩しています。当院のリハビリテーションスタッフは勉強熱心です。人それぞれ機能障害の部位や程度、種類が異なるので、個々に合ったリハビリテーションを行っています。多くの知識を駆使して患者さんの機能改善を目指して頑張っています。
専門外来・教室
リハビリテーション科では、専門外来といたしましてスポーツ外来を実施しております。
詳細につきましては以下をご参照ください。